腰痛の治療を行ったところ、手首の舟状骨の制限が示唆され解消され、心臓と肺の間のスペースが広がり、脊椎も改善されました。
このような場面で、オステオパシーの創始者A.Tスティルの理念をもとに施術しています。
妊婦の場合、胎児のスペースの確保は重要です。
この患者さんの場合、回盲部に制限があり、右下方のスペースが十分でなかったのですが、アレルセラピーによって、回盲部が緩み、仙骨も解放され、腰痛が改善されました。
妊娠後の回盲部の治療では、以前は四つん這いになり、腹圧をかけないようにして、足を使って治療していましたが、アレルセラピーによって、より安全な治療を提供できるようになりました。
アレルセラピーはオステオパシーの理念に基づいて行われる施術であり、妊婦さんの場合でも、特定の部位だけを施術するという決まりはありません。今回も、症状とは異なる部位の治療を行いましたが、腰痛をきれいに改善することができました。
難しい妊婦さんの腰痛でも、一度の治療で痛みがなくなることは、当院では日常的な出来事です。
悪阻（つわり）や腰痛、鼠径部痛、尾骨痛でお悩みの妊婦さんには、最も安全な施術法であるアレルセラピーをお勧めします。
アレルセラピーは複数の医師によって実践されている施術法です。
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