もし、昔の自分に一言だけ伝えられるとしたら──
「整うって、まっすぐに揃えることじゃないんだよ」
整体の現場でも、人生でも、「整える」という言葉がよく使われます。
でも実際には、ただ左右対称にしたり、真っ直ぐにそろえることが“整う”ではないのです。
“納まり”のよさが、落ち着きをつくる
人の身体も、暮らしも、もともと歪んでいて当然。
大事なのは、「どんな形が自分にとってしっくりくるか」に気づくこと。
それがわかってくると、力まずに自然と落ち着いてくる。
歪みがあっても、違和感がなければそれは「納まりがいい状態」。
真っ直ぐじゃなくても、ちゃんと心地いい。
整体も、人生も “バランス”じゃなく “納まり”
整体カフナの施術では、機械的に骨格をそろえるのではなく、
「その人の自然な落ち着きどころ」を探るようにアプローチします。
必要なときは矯正も行いますが、やたらにバキバキ鳴らしたりしません。
あくまで最小限、やさしく、静かに。
あなたにとっての“納まり”は、どこですか?
整えすぎて疲れてしまったら、
「まっすぐじゃなくても、ちゃんと心地よい」感覚を思い出してみてください。
整体も、人生も、“きれいに並べる”のではなく、
“自分にとって自然に納まる形”を見つけることが大切。
そんな気づきのきっかけになる場所として、
整体カフナは、今日も静かにここにあります。
▶︎ 過去のコラム一覧はこちら

コメント