はじめに:休んでも疲れが抜けなかった日々
昔の私は、どれだけ寝ても、休んでも、
なぜかずっと「疲れが取れない」状態が続いていました。
そのときは「年のせいかな」「体力の問題かな」と思っていたのですが──
整体に出会ってから、ようやく気づいたんです。
それは、“力の入りっぱなし”だったのだと。
「力や気合いは、抜くものだよ」──ある師匠の言葉
整体を学びはじめた頃、
ある師匠がこんなことをおっしゃったのを、ふと思い出します。
「力や気合いは、“込める”もんじゃない。“抜く”もんだよ。」
──不徳ながら、どの先生の言葉だったか、今では定かではありません。
けれど、この言葉が私の中で施術の芯になっています。
背中や肩に手を添えるたびに、
がんばりの痕跡が、ちゃんとそこに残っているのを感じるのです。
「抜いても、崩れない」と思えた瞬間
がんばっているとき、人は無意識に身体を緊張させています。
でも、その“がんばり”をずっと抱えたままでは、身体は休まらない。
整体を受け、自分でも施術を行うようになって気づきました。
「力を抜いても、自分は崩れない」──そう思えたときに、やっと本当の休息が訪れる。
呼吸が深くなる。
感情が静かになる。
肩の荷がふっと下りるような感覚。
それが、「抜く習慣」がもたらす変化でした。
整体カフナの施術について:やさしさと、必要最小限の矯正
整体カフナでは、
基本的に「ゆるめて整える」施術を大切にしています。
無理に押したり、ボキボキと矯正を多用したりはしません。
ただし──
検査によって明確にサブラクセーション(関節のズレ)や、関節面の癒着が確認された場合は、
必要最小限の矯正を行うこともあります。
「全くやらない」のではなく、
その方にとって本当に必要なことだけを、丁寧に選び取る。
それが、私たちの施術姿勢です。
おわりに:「ちゃんと休む練習」も、大人には必要です
疲れやすさに悩んでいる方へ。
もしかすると、あなたの身体も、
がんばることに慣れすぎて、休み方を忘れてしまっているのかもしれません。
そんなときは、まず「抜いていい」と、身体に伝えることから始めてみてください。
抜いても崩れない。
抜いたときこそ、本来のリズムが戻ってくる。
その感覚を、整体カフナで味わっていただけたら嬉しいです。
📍整体カフナ
高知市福井町1589-3|完全予約制
▶ ご予約・詳細はこちら → https://ka-huna.jp/

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