「むくみ」を和らげる食べものって?
〜東洋医学に学ぶ、春の利水(りすい)食材〜
こんにちは、高知市福井町の整体カフナです。
春は「むくみ」や「体の重だるさ」を感じやすい季節。
前回の記事では、東洋医学でいう「水滞(すいたい)」の考え方をご紹介しました。
今回は、その“水の滞り”をやさしく整える方法として、
【食事からできるむくみケア=利水(りすい)食材】についてお話しします。
🍵 利水とは?
利水(りすい)とは、体の中にたまった余分な水分を、
自然な形で外に排出してくれる作用のこと。
「むくみ対策」といえばマッサージや運動を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、
日々の食事の中にも“めぐり”を助ける力があるんです。
🥬 利水作用のある食材(おすすめ)
春に取り入れたい、利水効果のある食材をいくつかご紹介します。
- きゅうり(水分とカリウムが豊富)
- とうもろこし(ひげ茶にも利水作用あり)
- あずき(昔からむくみに効くと言われる)
- タマネギ(血流と水分代謝の調整)
- ぶどう・マンゴー(果物も利水性が高い)
- 紅茶(発酵させているので体を冷やしにくい)
- はとむぎ茶(民間療法でもよく使われます)
- 昆布(ミネラルが豊富で代謝を高める)
※利水=すぐトイレに行きたくなる、ということではなく、
体内の水のバランスを“自然に”整えてくれるということです。
☝️ 調理のポイントは「冷やさないこと」
せっかく利水作用のある食材でも、
冷たいサラダや生のまま大量に食べると体を冷やしてしまい逆効果に。
特に春はまだ朝晩が冷えるため、
「温かく」「消化によい」形で取り入れるのがおすすめです。
例:
・あずき+昆布の煮もの
・とうもろこし入りスープ
・はとむぎ茶を朝の白湯がわりに
🔍 他にもある!利水食材
今回紹介したもの以外にも、
利水作用のある食材はたくさんあります。
「利水 食材」などで検索してみると、
薬膳の知恵や東洋医学の考え方がたくさん出てきます。
体に合うものを見つけて、季節のセルフケアにぜひ活かしてくださいね。
📘整体カフナでは
当院では、施術だけでなく、
季節に合わせた「体質別・食養生」もアドバイスしています。
春のむくみや冷え、だるさが気になる方は、
どうぞお気軽にご相談ください。
次回は、ふくらはぎが「パンパンに張る」「痛みを伴う」むくみの話を予定しています。
どうぞお楽しみに。
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